安倍政権にNOを突きつけるのは、今!

今回の衆院選に向けて、昨今の安倍政権の悪行ぶりをまとめようと思って
いたのだが、あまりに多すぎて途方に暮れていた。
しかし、それで手をこまねいていられる状況ではないようだ。
10月12日(木)の毎日新聞では、「自公300議席の勢い」との見出し。
これは共同通信社世論調査に基づいたものだったが、
今日の朝刊には、毎日新聞世論調査「自民 最大300超も」とある。
いまだ4割の有権者は判断を決めかねているそうだが、事態は深刻だ。

これはひとえに、小池百合子前原誠司の責任である。
希望の党は、小池の独裁者ぶりが明るみとなったことで、野望と絶望しか
見出せない党となってしまった。
前原はそれを「想定内」と容認してしまい、大した考えもなく野党が
分断された事態に無責任な態度を露わにした。

結果的に立憲民主党が誕生したのは、「ケガの功名」と言ってよいのかも
しれない。
「真っ当な政治」「リベラル的保守」という、現在の政治に最も
求められているスタンスを提示しており、猛烈な追い風に乗っている。
しかし、いかんせん候補者数が少ないので、自民党議席を大きく浸食する
には及ばない。

選挙協力というかたちで、従来の野党連合が機能していれば、
確実に自民党議席数を減らすことができ、その責任を問われて
安倍政権は退陣していた。
それをぶっ壊したのが、小池の希望の党立ち上げであり、
前原の希望の党容認であった。
希望の党よりは、自民党の方がマシ」という心理が、保守層の間に
漂ってしまったのだ。

仮に小池の手腕に一縷の望みを託すにしても、希望の党自体が選挙後には
もたない
だろう。
踏み絵を強要された元民進党のリベラル派の政治家たちが、そのまま小池の
軍門に降ったままでいられるとは思えない。
十中八九、分裂するだろうから、希望の党は見放す、というのは
常識的な判断
だろう。

ただ、このままでは自民党の大勝を招いてしまう。
これは、2014年以降の安倍政権の政治を容認した、ということになる。
安保法制、カジノ法案、TPP法案、共謀罪アベノミクス
異次元金融緩和……などなどについて、国民がYESと答えたことになる。
森友・加計問題、自衛隊日報問題も、これ以上追及しなくてもよい、
許してしまったことになる。
自民党に投票する有権者は、それを考えているのだろうか。

政治は「今の気分」だけで決めてよいものではない。
「未来」に託すものを考えなければならない。

ここで安倍政権を延命させることについて、有権者は責任を感じなければ
ならない。

次世代に顔向けが出来る投票行動をとらなければならない。

今回の選挙は、「政策本位」ではない。
そもそも自民党が、政策についてほとんど語っていない
ヤジを恐れて、憲法9条改正や消費税増税について、演説で触れないからだ。
安倍晋三山口那津男は、野党批判ばかり展開している。
希望の党オウンゴールを少しでも票にしようと必死である。
こんな印象操作に惑わされてはならない。

今回の選挙は、安倍政権に対するYES・NOを突きつけるのが目的である。
NOを突きつけたければ、自民党以外に投票すればそれでよい。
自民党の中にもリベラル(あるいは、リベラル的保守)が存在するのだから、
そのグループが躍進する可能性を「未来」に託せばよい。
立憲民主党も、将来的にさらなる躍進が期待できるのだから、
その経緯をきちんと見届けていけばよい。

有権者は、考えなければならない。
「考える有権者」の眼があるからこそ、真っ当な政治が行われるのである。
何もないところに、降って湧いたかのように「良い政治」は生まれない。
いつまでも「お上にお任せ」では、お上の腐敗を増長させるだけである。

有権者は、「権利」の意識を抱かねばならない。
自分たちの生活を守るのは、自分たちの投票行動なのである。
「Let It Be」ではダメだ!
「Think For Yourself」である!