自己都合の解散総選挙を許してはならない

安倍晋三が来週開会する臨時国会で、衆議院を冒頭解散する予定らしい。
「今なら勝てるから」という、極めて私的な理由である。

先月までは、都議選の惨敗と内閣支持率低下により、低姿勢を演じていた。
そして内閣を改造し、「結果を出す」ことに特化した「仕事人内閣」とかいう
意味不明なキャッチフレーズを提示していた。
しかし、何の結果を残すこともなく、大した仕事もしないままに解散して
しまうのだ。

安倍政権を擁護する人間は、「森友問題」も「加計問題」も
大した問題ではなく、ミサイル発射を頻繁に行う北朝鮮への対処が
喫緊の課題だ、
と主張してきた。
実際に9月に入ると、北朝鮮は日本列島越えるミサイルを2発発射、
政府は「窓際から離れろ・姿勢を低くしろ」という注意勧告で
国民を不安に陥れる作戦をとった。
外圧の脅威で内閣支持率を回復させる目論見だった。

それを全てひっくり返した。
今勝てるなら、北朝鮮のことなどどうでもよい、ということである。

9月に行われた世論調査では、加計学園の問題への関心が高まったか」
という設問に「はい」と答えた有権者は5割を越えていた
「森友問題」についても、籠池夫妻が補助金詐欺の容疑で逮捕され、
あらためて国や大阪府の調査や過去の証言がいい加減なものだった
ということがクローズアップされている。

これも全て無視、である。
安倍は通常国会後の会見で「丁寧に説明する」と
言っていたが、予想通りの大嘘だった。

マスコミは、山尾志桜里議員が「W不倫疑惑」にて行った会見が
「説明責任を果たしていない」と騒いでいたが、果たしていないのは
安倍政権の方
である。
安倍も稲田も萩生田も下村も何も説明していない。
ついでに言えば、豊田真由子自民党を離党しておきながら、
解散総選挙の風が吹いた途端に記者会見を行った。
「公」のために職務を全うする、という意識が全くない。
私利私欲にまみれている。

確かに、現在の民進党は早くも安定感を失っている。
しかし、ブレないで「保守」を貫いている議員は存在するのだから、
有権者としては応援しておかなければならない。

ひょっとしたら、一部の有権者は、安倍政権が今年に犯した悪行三昧を
忘れかけているかもしれない。
あるいは「そういうもの」と慣れっこになっている可能性もある。
なので、2017年1月の通常国会を軸にして、新聞記事のスクラップを
見直しながら、安倍政権の悪行三昧をあらためてこのブログで
記しておく
ことにした。
次回より、開始(その他の記事も随時投稿)。