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拡散せよ! 視て、読む「森友問題」「アッキード疑獄」

「森友問題」――いまや「アッキード疑獄」と言った方がよいのかも
しれないが――について書きたいことが多すぎてなかなかまとまらない。
前回も書いたが、この疑獄は「権力の腐敗」を顕著にしているものなので、
「籠池氏が詐欺師で嘘つきだった」で済む問題ではない。

ただ、籠池氏は証人喚問で訊かれたことについてはひとしきり喋って
しまったので、これ以上新しい情報が入ってこない。
本来ならば、安倍昭恵松井一郎・迫田英明の「当事者トリオ」は
証人喚問で話を聞かなければならない。
その他、籠池氏の元代理人弁護士の酒井康生も対象にしてよい。
とにかく、他方の立場からの「偽証が許されない答弁」が引き出されない
ことには、これ以上何かを追及することが難しい。

自民党は「違法の疑いがない」という一点張りで、安倍昭恵の証人喚問を
頑なに拒んでいる。
松井一郎は、本人が「証人喚問に呼ばれれば行く」と明言しているが、
自民党内部では「協議中」だという。
そうした態度は、要は喋られては困ることがあるという証拠なのだが、
自民党としては安倍夫妻を守るためには手段を選ばないらしい。

新しい情報が出てこないので、ニュースやワイドショーでこの疑獄を
取り上げる時間が少なくなってしまった。
こうして国民の関心が薄れていくのを自民党は狙っている。
意識を保っていなければ、日常生活が忙しい庶民などはこのワナに
嵌ってしまう。

それを危惧しているのが、よしりん先生こと小林よしのり氏である。
公式ブログ『ゴー宣道場』で何度もこの疑獄について書いており、
注意を喚起している。
タッグを組んでいるのが、『ゴー宣道場』師範の一人である木蘭先生こと
作家の泉美木蘭氏だ。
木蘭先生は持ち前の高い情報収集力を駆使して、マスコミでも報じられて
いない資料まで入手した上で、とうとうこの事件に関する年表を作り上げて
しまった。
よしりん先生の直観が木蘭先生によるデータで補強されるかたちで、
自民党や劣化保守の連中が事態を何とか矮小化しようとする動きを
大いに牽制している。

そして先日、お二人による生放送トークが「ニコニコ動画」で行われた。
テレビでは「不適切」ということでなかなか喋ることが出来ない内容を
開けっ広げに暴露していた。
よしりん先生ならではの風刺ジョークが炸裂しており、本来はこの内容を
『ゴー宣』で描きたいけど「SAPIO」がアナクロ寄りだからそれが難しく、
相当に溜め込んでいたものがあったのだな、と想像できた。

ただ、木蘭先生の年表に沿って要所要所を丁寧に解説していたので、
視聴者は楽しみながらこの疑獄の全体像を掴める、といった寸法である。
この動画、『ゴー宣道場』としては拡散してもらうために、見やすいように
編集した後にYouTubeにアップしている。
私も微力ながら拡散に協力できればと思い、こちらに貼り付けておく。
今の自民党について「ちょっとおかしい」と感じる方は、
是非とも視聴していただければと思う。

謎解きアッキード事件~森友学園疑疑獄の真相

なお、本編で紹介されている『文藝春秋』掲載の石井妙子氏の記事
安倍昭恵「家庭内野党」の真実』は、以下より¥100でダウンロードできる。
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/1692038600000000000T

私はフリーソフトkindleをインストールして読んだ。
非常に衝撃的な内容であった。
「森友問題」発覚前の2017年1月に行われたインタビューが元になっており、
それだけに安倍昭恵は何のてらいもなく喋りまくっている。
「ピュアでイノセンス」「天真爛漫なお嬢様」「純真な博愛主義者」
「何かを頼まれると断れない性格」
と、自民党御用知識人たちは
安倍昭恵「いい人」ぶりを強調するが、これを読むとイメージは一変する。
確かに「根は悪い人ではない」のかもしれないが、読後に得た感想は
端的に言って「昭恵はバカだ」
ということだった。
内容がまとまり次第、このブログで言及していこう。

この疑獄、こうしたネットで得られるコンテンツが存在しなければ、
自民党の思惑通りに終息していたかもしれない。

その点においては、権力を監視する国民としてはネットサービスに
感謝しなければいけない。
一方で、安倍政権が長期化して権力が腐敗したのは、ネトウヨを始めとする
ネットが生み出した劣化保守、アナクロニズムが要因であったと言える。

時代が移ろう中、己の信じる保守もしくはリベラルを貫くことが出来る
だろうか。
そのためには知識をつけ、勉強せねばならない。
勉強して思想を深めるという行為は、一生終わることがないのである。