男系固執派がすがりつく「宮サマ」

しばらくブログ更新をお休みしていたのだが、年が明けてからすぐに
アクセス数が100を超したというお知らせがあって驚いた。
アクセス解析を見てみると、どうやら「竹田恒泰 朝生」「竹田恒泰 バカ」
といった検索ワードでこちらに到達したようである。


何でも2016年大晦日の深夜に放映された『朝まで生テレビ』に竹田恒泰
出演しており、相変わらずの言動を発揮していたとのことだ。
リベラルの重鎮・井上達夫氏から「そんなことを言っていたら、天皇制は
滅びてしまうぞ!」と批判されてしまったらしい。

天皇制反対派の井上氏からそのように指摘されてしまうのだから、
相当な妄言を吐いていたのだろう。
録画しておけばよかった。


私は昨年8月末の『朝生』で初めて竹田の「天皇・皇室」論に触れた。
相当にクレイジーな考え方であり、口調や表現も他人を侮辱したものが
多かったので、バカ丸出しだったと書いた。
しかしその後、信頼できるネットコンテンツで竹田のことを知るうち、
奴は「単なるバカ」ではないのだと認識した。


竹田は「竹田研究財団」なる団体の代表である。
ところが、その団体のナンバー2が詐欺容疑で逮捕されてしまった。
そこで『ゴー宣道場』の泉美木蘭先生が登記簿を取り寄せて調べたところ、
非常に怪しげな事実が次々に発覚した。
泉美先生が『ゴー宣道場』のブログでさわりの部分だけ紹介しており、
有料メルマガ『小林よしのりライジング』ではがっつりと書き込んでいる
ので、気になる方は閲覧してみるとよいだろう。


そういった諸々の記事を読んだ限りでは、竹田はいわゆる「宮サマ詐欺」に
近い行為を続けていた可能性が高い。

自身の「明治天皇の(女系の)玄孫」という肩書きを目一杯利用し、
「ありがたい勉強会」「ありがたい修行活動」から名義貸しなど、
様々である。
一部の成り上がり富裕層は権威を欲するから、竹田と交流することによって
自分に箔を付けたがるのだ。
また、「自分は尊皇派」「自分は愛国者」という自意識を得ることも
できるから、ヒマだが金のある連中は面白いように金を出す
のだろう。


当然ながら、竹田はその事業を死守する。
せっかくの金づるを手放すわけにはいかない。
そのためには、自分の主義主張を揺るぎなく貫き通す必要がある。
客観的に見て「トンデモ論」でもあっても、何かとそれらしく相手を
論破しなければならない。
やたらと耳に障る声で口角泡を飛ばす喋りを展開するのは、
一種のパフォーマンスなのかもしれない。


泉美先生や小林よしのり先生は、これは一種のカルト宗教なのだろう、と
考えている。
竹田支持者は、オウム信者と同じで日常生活にやりがいを見出せない
「自分の人生、こんなはずじゃなかった」派が多いのではなかろうか。

竹田がそこまで見抜いているのかどうかは不明だが、
とりあえず自分を偶像化して金を稼ぐノウハウは手中にしているようだ。
そういう意味では「単なるバカ」ではなかった。


竹田恒泰の他、百地章八木秀次というエセ保守の考えも、「バカ」と
一口でくくれないような「妄想」のレベルにまで到達している。
連中はどうせ先は長くないだろうから、自分の目が黒いうちは皇室典範
改正されないままであればそれで良い、というぐらいの考えだろう。
しかし、竹田はいつまでこんなことを続けるつもりなのだろうか。
上手く世を渡り歩く「大悪人」には見えないので、そのうち尻尾を出す
ような気もするのだが。