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安倍・トランプ会談に何を思う?

安倍・トランプ会談について、日本の政財界が好意的な評価を示しているのが
情けなくて仕方がない。
何でも「他国に先駆けて、最初に会談したことに意義がある」のだそうだ。


Yahoo!ニュースのコメント欄(ヤフコメ)でも、
ネトウヨが「さすがにフットワークが軽い。民進党ではこうはいかない」
と書き込んでいた。
その他、「トランプって、実は普通の人なんだろう」といった楽観的な
コメントも散見された。


普通に新聞やテレビでニュースに接していれば、安倍はTPPのために
慌てて駆けつけただけにすぎない
、ということはすぐ分かる。
何しろ、選挙前にヒラリー・クリントンに「日本では女性が活躍する社会が
出来上がっていますよ」という虚言を述べた男だ。
ヒラリーが勝つと思い込んでふんぞり返っていたら、その予定調和が
崩れたので大慌てしている
だけだ。


本来、トランプのような捉え所のない人物については、
普通は放置しておいて様子を見るだろう。
何をしでかすかわからないのに、「安定かつ普遍的な友好関係」を築くのは
リスクを抱えることでもある。


要するに、TPPにアメリカも参加してほしくてたまらないから、
ご主人様のケツを舐めに行っただけである。
その姿を全世界中に大っぴらにしたのだから、日本人としては
恥ずかしくて仕方がない。


日米同盟や安保体制についても話したのかどうかは分からないが、
とにかく対米に追従するだけの「ポチ保守」の根性が染み渡っているから、
いずれは「防衛費9割出してもいいで~す! だから! だから!
安保体制だけは何卒よろしくお願いしまぁぁぁぁぁす!」
と泣いて頼むのだろう。


安倍は憲法改正などと勇ましいことを言っているが、
アメリカの脛をかじりまくるというニート気質は変わらない。
だから、同じニートネトウヨから支持されるのかもしれない。


これ、下手すりゃトランプにいいように扱われるかもしれない。


トランプは政治家としては素人だが、血で血を洗うアメリカの財界で
のし上がってきた実力者である。
こちらから声もかけていないのに、日本が勝手に擦り寄ってきて
「友好関係」を宣伝してくれるのだから、こんな与し易い相手はいない。


かつて、日本の戦国時代では、豊臣秀吉が天下統一しても徳川家康
意地でも大坂城に入らず、秀吉側から人質をとる、というカードを得た。
伊達政宗も反骨精神から小田原城に参上するのを遅らせた。
古くは、聖徳太子の遣隋使外交に端を発して、中国の冊封体制から
さっさと抜け出してしまった。
そういった事を荒立ててでも利を取る、という外交は、今の日本は
全く出来ないようになってしまった。


ネトウヨは、かつて中韓に対して行った「謝罪外交」を批判するだろうが、
安倍の「朝貢外交」も根っこは同じである。
パク・クネとはまた別の意味で、日本国民は安倍を「恥ずかしい」
「情けない」「みっともない」と感じるべきだろう。