こんな安倍に任せるわけにはいかない!: 経済

憤りにまかせてブログを更新して良かった。
キレイに書こうと思ってしまうと、勢いが滞る。
時間がないのだから、どんどん書いていかねばならない。
まずは安倍政権を倒す必要があるのだから、その悪行をジャンル別で
列記していく。
今回は、経済だ。

安倍晋三は、消費税の10%への増税を二度延期している。
当初、2015年10月に予定されていたものを2017年4月に延期。
その時、「再び延期することはない」「断言いたします」と会見で
明言していた。
しかし、2016年6月にあっさりとそれを覆した
伊勢志摩サミットで、各国の首脳に
「現在の世界経済は、リーマンショック級の不況」
と確認をとる、という恥を晒しながら、
「新しい判断」
なる意味不明のフレーズで独断で実行した。
参院選で信を問う、とは言っていたが、そもそも国会で議論の俎上に
上げなかった。

国会閉幕後の会見で決定したことで、内閣はそれに唯々諾々と従ったのだ。

今回は「消費税の使い道を変える」というだけで、わざわざ解散総選挙
踏み切っている。
これももちろん、国会で議論すれば済むことである。
ちなみに総選挙の費用は、600億円超と言われている。

安倍が増税を延期したのは、
内需の腰を折れさせてしまうから」
という理由だった。
アベノミクスで景気が回復しているのであれば、増税で消費が冷え込んでも
一時的な現象にとどまるはずである。

実際には、景気は回復しているとは言えない。

2016年度の税収は、当初見積もりを1.7兆円下回り赤字国債の発行
余儀なくされた。
円高による企業収益の圧迫が原因と言われているが、
それは即ち、アベノミクスは円安を基調とした輸出企業の業績頼りという
だけのことである。
GDPや株価の上昇も含め、そうした大企業だけが息を吹き返しているのだ。

安倍は
「大企業が潤えば、中小企業にもその蜜がしたたり落ちる」
というトリクルダウン理論を強調していたが、最近は全く口にしなくなった。
そのような現象は全く発生しておらず、そもそも大嘘であったということが
明らかになってしまったからだ。
中小企業もその従業員も置いてけぼりになっているのだから、
景気回復の実感など湧くはずがない。

2017年4月の日銀景気判断では「拡大」と表現されてはいるが、
黒田総裁が安倍の操り人形なので、全く信用できない。
金融異次元緩和は全く成果が出ず、消費者物価上昇率は0%台を
低迷したまま

当初の「2014年までに物価上昇率2%」という目標は、どんどん先送り
されている。
価格が安くないと買ってくれない、という状況がずっと続いているのだ。
これを一般的には「好景気」とは呼ばない。

安倍は
「正社員の有効求人倍率が初めて1倍を超えた。
正社員になりたい人がいれば必ず一つ以上の正社員の仕事があります」

と、胸を張って会見で述べた。
しかし、これは地域や職種を選ばなければ、という話である。
警備員、建築・土木、接客、介護サービス、トラック運転手、保育士など、
身体を動かす職業、待遇や環境が良くない職業は、求人倍率が高い。
逆に、一般事務は0.34倍という数字が出ているため、競争率が激しく
なっている。

要するに、人手不足なのだ。
少子高齢化で、新たな働き手が足りないから、結果的に有効求人倍率
高くなっているだけに過ぎない。
安倍は
少子化という国難
という表現を用いたが、それによってもたらされた雇用状況について
全く理解していないのだ。

最後に、経済とは少しズレるが、年金について。
年金積立金管理運用独立行政法人(GRIF)が、公的年金を株式への投資で
運用した結果
2015年度に5.3兆円の損失を出したことを忘れてはいけない。
いかに少子高齢化とはいえ、年金の運用は安全策が絶対である。
にも関わらず、こともあろうに株式というギャンブルにつぎ込んだのだ。
景気が本当に回復していれば、このような暴挙に出る必要はなかったのでは
ないだろうか。

安倍は、この衆院選の演説で
「株価の上昇で、年金の運用も安定している」
と述べたが、ここに違和感を感じなければならない。
株価を100%コントロールすることなど不可能なのだから、
「今、上手くいっているだけ」と警戒しておかなければならないのだ。

国民の税金や財産を、自己都合で食い物にしてきた安倍政権。
「功績」を無理矢理紡ぎ出して、アベノミクスのおかげ」
ふんぞり返る安倍晋三
国民がバカにされているのは、明らかである。

安倍政権にNOを突きつけるのは、今!

今回の衆院選に向けて、昨今の安倍政権の悪行ぶりをまとめようと思って
いたのだが、あまりに多すぎて途方に暮れていた。
しかし、それで手をこまねいていられる状況ではないようだ。
10月12日(木)の毎日新聞では、「自公300議席の勢い」との見出し。
これは共同通信社世論調査に基づいたものだったが、
今日の朝刊には、毎日新聞世論調査「自民 最大300超も」とある。
いまだ4割の有権者は判断を決めかねているそうだが、事態は深刻だ。

これはひとえに、小池百合子前原誠司の責任である。
希望の党は、小池の独裁者ぶりが明るみとなったことで、野望と絶望しか
見出せない党となってしまった。
前原はそれを「想定内」と容認してしまい、大した考えもなく野党が
分断された事態に無責任な態度を露わにした。

結果的に立憲民主党が誕生したのは、「ケガの功名」と言ってよいのかも
しれない。
「真っ当な政治」「リベラル的保守」という、現在の政治に最も
求められているスタンスを提示しており、猛烈な追い風に乗っている。
しかし、いかんせん候補者数が少ないので、自民党議席を大きく浸食する
には及ばない。

選挙協力というかたちで、従来の野党連合が機能していれば、
確実に自民党議席数を減らすことができ、その責任を問われて
安倍政権は退陣していた。
それをぶっ壊したのが、小池の希望の党立ち上げであり、
前原の希望の党容認であった。
希望の党よりは、自民党の方がマシ」という心理が、保守層の間に
漂ってしまったのだ。

仮に小池の手腕に一縷の望みを託すにしても、希望の党自体が選挙後には
もたない
だろう。
踏み絵を強要された元民進党のリベラル派の政治家たちが、そのまま小池の
軍門に降ったままでいられるとは思えない。
十中八九、分裂するだろうから、希望の党は見放す、というのは
常識的な判断
だろう。

ただ、このままでは自民党の大勝を招いてしまう。
これは、2014年以降の安倍政権の政治を容認した、ということになる。
安保法制、カジノ法案、TPP法案、共謀罪アベノミクス
異次元金融緩和……などなどについて、国民がYESと答えたことになる。
森友・加計問題、自衛隊日報問題も、これ以上追及しなくてもよい、
許してしまったことになる。
自民党に投票する有権者は、それを考えているのだろうか。

政治は「今の気分」だけで決めてよいものではない。
「未来」に託すものを考えなければならない。

ここで安倍政権を延命させることについて、有権者は責任を感じなければ
ならない。

次世代に顔向けが出来る投票行動をとらなければならない。

今回の選挙は、「政策本位」ではない。
そもそも自民党が、政策についてほとんど語っていない
ヤジを恐れて、憲法9条改正や消費税増税について、演説で触れないからだ。
安倍晋三山口那津男は、野党批判ばかり展開している。
希望の党オウンゴールを少しでも票にしようと必死である。
こんな印象操作に惑わされてはならない。

今回の選挙は、安倍政権に対するYES・NOを突きつけるのが目的である。
NOを突きつけたければ、自民党以外に投票すればそれでよい。
自民党の中にもリベラル(あるいは、リベラル的保守)が存在するのだから、
そのグループが躍進する可能性を「未来」に託せばよい。
立憲民主党も、将来的にさらなる躍進が期待できるのだから、
その経緯をきちんと見届けていけばよい。

有権者は、考えなければならない。
「考える有権者」の眼があるからこそ、真っ当な政治が行われるのである。
何もないところに、降って湧いたかのように「良い政治」は生まれない。
いつまでも「お上にお任せ」では、お上の腐敗を増長させるだけである。

有権者は、「権利」の意識を抱かねばならない。
自分たちの生活を守るのは、自分たちの投票行動なのである。
「Let It Be」ではダメだ!
「Think For Yourself」である!

安倍の会見は火に油を注いだ!?

大方の見込通り、安倍晋三衆議院解散の考えを表明した。
そのために昨夜、記者会見を行ったが、その言葉の全てが全て、酷かった。
あれで納得した国民は、安倍信者以外には存在しないだろう。
腹が立ったので、思い切りぶっ叩くことにする。

冒頭、安倍は「アベノミクス」の成果を強調するために、
求人数の増加、就職率の上昇、正社員および非正規雇用の従業員数の増加
というデータを披露した。
しかし、これは団塊の世代が一気に退職し、その一方で少子化の状況が
続いている
ことからくる「人手不足」が原因であることは、多くの専門家が
指摘している。

安倍は昨年、「この国から非正規という言葉をなくす」と言っていたのに、
非正規雇用の増加も「アベノミクス」の成果として語っているのだから、
何をか言わんやである。
実質賃金が目に見えて上昇し、労働環境が改善(ブラック企業の減少など)
されたのではない限り、雇用状況で「アベノミクス」をフォローすることは
できない。

安倍は「働きたいと思う人は、少なくとも一社の企業に入社することが
できる」
と言った。
これは「会社を選ばなければ」という条件付きである。
ブラックとは言わないまでも、労働条件が適合しないケースは多々ある。
そんなことお構いなしに、「お前ら、アベノミクスのおかげで就活が
楽になったのだから、ありがたく思えよ」
と感謝を強要しているも同然である。

何より腹立たしいのは、衆議院解散の理由だ。
来年の消費税増税による約5兆円の税収増のうち、一部を少子化対策に回す
ように変更するのだという。
これを受けて安倍は、
「国民との約束を変更し、国民生活に関わる重い決断を行う以上、
速やかに国民の信を問わねばならないと決心した。28日に衆議院を解散する」

と表明した。

お気づきだろうが、安倍内閣が国民との約束を変更したことは、
これが初めてではない。

記憶の新しいところでは、2016年に消費税増税時期を「新しい判断」という
意味不明な漠然とした表現で、独断で延期してしまった。
日銀の黒田総裁とタッグを組んで行った「異次元金融緩和」は、
2014年に物価上昇率2%を目標としていたが、全く達成には及ばず、
先送りに先送りを重ねて「2018年頃」にまで目標時期が延長された。
安倍の理屈が通用するならば、その都度解散総選挙に踏み切らなければ
ならない。

そもそも、税収の使い道は、国会で議論することである。
議題ごとに「国民の信を問う」のでは、直接民主制に近くなってしまう。
国会の機能の否定である。

もちろん、魂胆は「森友・加計問題」の議論隠しである。
野党の追及が怖いから、国会を開きたくないのだ。
閉会中審査に「出たくない」と言い張った稲田朋美と同じである。

さらに安倍は、北朝鮮問題のおかげで内閣支持率が回復してきていることを
利用して、国民の不安や怒りを煽るような発言に時間を費やした。
その上で、
「民主主義の原点である選挙が北朝鮮の脅かしによって左右されることが
あってはならない。むしろこういう時期に選挙を行うことで、北朝鮮問題への
対応を国民に問いたい

と、この時期の解散総選挙に根拠を与えようとしている。
まさにツッコミどころ満載。

確かに選挙は民主主義の原点だが、それを私的利用しているのが
安倍晋三
である。
政権の延命という私利私欲のために、選挙が悪用されることはあっては
ならないのだ。

北朝鮮への対応を国民に問いたい」といっても、大半の国民は
「こんな時期に選挙をやるな」と思っているのだ。
安倍は「対話より、圧力」と言ったが、具体的な方策は考えているのだろうか
アメリカに「何とかしてもらう」以外に、何もないではないか。
ならば野党とほぼ同じで、選挙の争点になりようがない。

最終的に安倍は、「少子高齢化」と「緊迫する北朝鮮情勢」の二つを指して、
「国難と呼ぶべき事態」と判断して「国難突破解散」と称した。
国民からの政権批判を上手くかわそう、という目論見がはっきり見える。
何しろ、この2点共に、「真剣に取り組む」と言ってのければ、
ひとまず印象は悪化しないからだ。

しかし、「少子高齢化」を、「国難」レベルになるまで
放置していたのは自民党ではないのか?

これまた2016年、「保育園落ちた日本死ね」ブログ山尾志桜里議員が
国会で取り上げた際、安倍晋三
「(ブログの内容が)本当か確認しようがない」
と言って、相手にしなかった。
平沢勝栄をはじめとする自民党議員らも「誰が書いたのか」
ヤジを飛ばした。
まるで「余計な問題を持ち込むな」と言わんばかりだった。

しかも、今回の「少子化対策」に税収増を当てるという中身は、
何と「幼児教育無償化」なのだ。
低所得者層の教育費負担「だけ」が、待機児童問題の原因だと思っているのだ。
保育園の数や保育士の待遇には、全く言及していない。

それぐらい、庶民感覚が欠如しているのだ。

全く中身が伴わない「少子化対策」と、争点になりえない「北朝鮮情勢」を
ポイントに挙げ、党利党略で身勝手な解散を行い、600億から700億もの
費用がかかる選挙
に打って出る、という暴挙。
ここに大義など存在しようがない。

安倍の提灯持ちの田崎史郎は、先週の時点で、
「総理はまだ、解散とは一言も言っていない。大義云々の批判は、
(国連総会から)帰国した総理の会見を聞いてからだ」

と、「安倍サマの意向が全て」との見解を示した。
「7条解散」は違憲、という見方などどうでもよいらしい。

同じく提灯持ちの辛坊治郎は、
解散総選挙大義は大アリ。憲法改正は国民の信を問わないと
実行できない」

と、改憲大義を見出そうとしたが、今回の会見で安倍は憲法改正には
触れなかった

どう釈明するのだろう。
そもそも、安倍改憲案は自衛隊の現状」を追認して憲法に明記する
というもので、9条2項(戦力不保持)を削除するわけではないのだから、
この時期に急いで国民の信を問う意味はない。
国民投票もあるのだから、改憲のために選挙を行う、というのはまるで
意味を成さない。

ここら辺りでとどめておくが、怒りが収まらない。
何でも、東京都内では、安倍晋三の顔がデカデカとデザインされた
自民党のポスターの掲載がとりやめられている箇所が続々と見受けられる
のだという。
自民党の「安倍推しを控えよう」という深謀遠慮なのか、
あるいは掲載拒否のようなものなのかは不明。
ただし、安倍晋三の顔に生理的嫌悪感を抱く国民が多くなっている、
というのは事実であるようだ。

これはひょっとしたら、ひょっとするような、とんでもない結果が
出てくるかもしれない。
「今ならば勝てる」という安易な判断は、「なんだかんだ言っても、
票は獲れるだろう」という驕り
から生じている。
驕る政治家・政党に、今こそ鉄槌を下さなければならない。

自己都合の解散総選挙を許してはならない

安倍晋三が来週開会する臨時国会で、衆議院を冒頭解散する予定らしい。
「今なら勝てるから」という、極めて私的な理由である。

先月までは、都議選の惨敗と内閣支持率低下により、低姿勢を演じていた。
そして内閣を改造し、「結果を出す」ことに特化した「仕事人内閣」とかいう
意味不明なキャッチフレーズを提示していた。
しかし、何の結果を残すこともなく、大した仕事もしないままに解散して
しまうのだ。

安倍政権を擁護する人間は、「森友問題」も「加計問題」も
大した問題ではなく、ミサイル発射を頻繁に行う北朝鮮への対処が
喫緊の課題だ、
と主張してきた。
実際に9月に入ると、北朝鮮は日本列島越えるミサイルを2発発射、
政府は「窓際から離れろ・姿勢を低くしろ」という注意勧告で
国民を不安に陥れる作戦をとった。
外圧の脅威で内閣支持率を回復させる目論見だった。

それを全てひっくり返した。
今勝てるなら、北朝鮮のことなどどうでもよい、ということである。

9月に行われた世論調査では、加計学園の問題への関心が高まったか」
という設問に「はい」と答えた有権者は5割を越えていた
「森友問題」についても、籠池夫妻が補助金詐欺の容疑で逮捕され、
あらためて国や大阪府の調査や過去の証言がいい加減なものだった
ということがクローズアップされている。

これも全て無視、である。
安倍は通常国会後の会見で「丁寧に説明する」と
言っていたが、予想通りの大嘘だった。

マスコミは、山尾志桜里議員が「W不倫疑惑」にて行った会見が
「説明責任を果たしていない」と騒いでいたが、果たしていないのは
安倍政権の方
である。
安倍も稲田も萩生田も下村も何も説明していない。
ついでに言えば、豊田真由子自民党を離党しておきながら、
解散総選挙の風が吹いた途端に記者会見を行った。
「公」のために職務を全うする、という意識が全くない。
私利私欲にまみれている。

確かに、現在の民進党は早くも安定感を失っている。
しかし、ブレないで「保守」を貫いている議員は存在するのだから、
有権者としては応援しておかなければならない。

ひょっとしたら、一部の有権者は、安倍政権が今年に犯した悪行三昧を
忘れかけているかもしれない。
あるいは「そういうもの」と慣れっこになっている可能性もある。
なので、2017年1月の通常国会を軸にして、新聞記事のスクラップを
見直しながら、安倍政権の悪行三昧をあらためてこのブログで
記しておく
ことにした。
次回より、開始(その他の記事も随時投稿)。

小林よしのり・泉美木蘭の生放送

山尾志桜里議員と倉持麟太郎弁護士の「W不倫疑惑」報道、
そして主に山尾議員が執拗に叩かれている世相について、
小林よしのりが怒りの声を上げた。
そして、作家の泉美木蘭氏と二人で緊急生放送を行った。
生放送では視聴できなかったが、スタッフが即座に動画をYouTube
アップしたので、そちらで視聴した。

よしりん・もくれんのオドレら正気か?
山尾志桜里議員叩きは民主主義の破壊だ!』
www.youtube.com


これは非常に面白かった。
民主主義と格差社会で醸成された「嫉妬」と「不寛容」、そして日本に
いまだ根強くはびこる「男尊女卑」のドグマが問題の根本に存在している、
という主張。
こうした深刻な問題を、ここまでギャグを交えて語れるというのはスゴイ。

個人的には、やはり山尾・倉持両氏は脇が甘かったと思うし、
これによって山尾議員の幹事長抜擢がおじゃんになり、民進党離党という
最悪の流れになってしまったのは非常に残念に思っていた。
その後も続いたマスコミの「山尾叩き」報道はやりすぎだとも感じた。
だから、今回の生放送は溜飲が下がる思いだった。
ただ、「嫉妬」「男尊女卑」の感情が起因だとまでは見抜いていなかったし、
民主主義が本来的にはらんでいる「大衆のルサンチマンも関係している、
という主張は目からウロコだった。

やはり、日本の民主主義は、まだまだ遅れている。
「政党と政治家は国民が育てるもの」という意識が、国民の中には薄い。
「公」のために「個」を確立することが出来ていない。
だから、今回のように、公人の「私」の領域を糾弾する、という
ヨーロッパでは有り得ない事態
が発生してしまうのだ。

小林は「保守」として、「公」と「私」の区別、そのための「個」の重要性
についてよく論じている。
また、「価値の序列化」という視点も保持しているため、
今井絵理子のような「何も出来ない人間」はいくらでもイジってよいが、
山尾議員のような「能力のある人間」は守るべき、という結論になる。
小林のスタンスは一貫して変わっていないので、『ゴー宣』の読者ならば
今回の主張はすんなりと受け入れられるのだ。

しかし、ネトウヨは相変わらず反発している。
小林が安倍晋三自民党を批判するため、「アンチ小林」化してしまって
いるから、端から聞く耳を持たないのだろう。
それにしても、コメント欄には思わず吹き出してしまう書き込みが
見受けられたので、少し引用してみる。

「著書のファン立っただけにかなりショックです。
論拠なし、論点ずらしで著書のような納得できる部分は皆無でした。
あと自分に否定的な人のネトウヨ呼ばわりも如何かと思いました。
本当に残念です」
原文ママ
納得できない、ということは、これまでの著作の内容も理解できていなかった
のだろう。
ネトウヨ呼ばわりについても、小林のネトウヨ批判、ネット民批判は昔から
のもの
なので、本当にファンだったのか? と思ってしまう。

「不倫叩き自体は小林よしのり氏も自民議員にはしてるんですけどね
結局ダブルスタンダードガバガバおじさんに成り下がってしまった」

全編見ていないのだろうな。
「格が違う」ときちんと説明している。
「格=価値」によって、マスコミや国民の対処は異なって当然、という
「保守」としての主張にすぎない。
「人」によって変えることなく、平等に叩くべき、という考えは、
悪平等に囚われた左翼のもの
だろう。

「じゃあ、安倍や麻生が優秀だったら何しても認めないといけないじゃん」
安倍晋三の「森友」と「加計」は、「私」の感情で「公」の行政をゆがめた
もの
だから、完全に「私」だけの問題である不倫とは別である。
その他の安倍の膨大な失政は、完全に「公」の領域における不手際なので、
そのような公人を認めるわけにはいかない。
麻生太郎にしても、先日の「ヒトラー発言」も含めて「公」の領域で
問題を撒き散らしている。

小林よしのりが不倫やら道徳を語るのは、泥棒が「有能な人なら物を盗んでもいいんですよ」って言っているようなもん」
物を盗むのは窃盗罪なので、有能かどうかという以前に、「公」たる社会で
許されてはいない。

不倫は犯罪ではなく、「私」たる当事者同士の問題にすぎない。
小林の女遊びにしても、妻は黙認しているというのだから、「私」の領域では
問題が発生しておらず、
それを我々がどうこう言える筋合いではない。
問題のレベルの違いがまるで分かっていない。

「... 聞き役の女性って、要りますか?
自分の主張に相槌を打ってくれる同意者が居ないと、持論に自信をもてない
のかな?・・・と、思ってしまう」

聞き手がいるから、笑える内容として盛り上がっているということが
分からんのかな。
小林は喋りのプロではないし、お気に入りの女性(愛人ではなく)から
エネルギーをもらっている、ということは『ゴー宣』でも書いている。
竹田恒泰とか桜井誠のように、一人で延々と語るタイプではないし、
そんなものを視聴してもつまらんだろう、ということが分かり切っている。
何とかして、この放送にケチをつけたいが、こういう部分にしか突っ込めない
という無力さ
を感じる。

これぐらいにしておこう。
後は似たり寄ったりで、放送内容を理解できていないということが顕著である。
「昔のゴーマニズムは良かったのに、どうしちゃったんだ?」という論調が
多いが、結局は『ゴー宣』の基本を理解していなかった、単に左翼を批判して
いたのが当時は気持ちよかった、というネトウヨばかり
だ。

しかも、多くは「自民党議員の不倫は批判していたのに、山尾は擁護する。
ダブスタだ」という表面的な反論。
根本的な「嫉妬」や「男尊女卑」、「ルサンチマン」について語れる奴が
誰一人いない。
「嫉妬」のような私情にはまり込んでいる状態は、自分では気付くことが
できない
のだろう。
「男尊女卑」も無意識のうちに囚われているドグマだから、何が問題なのか
分からないだろうし、「ルサンチマン」に到ってはそれが何なのかも
理解できていないのかもしれない。

唯一の頼みの綱である「ダブスタ」は、放送の中でいわば公然と小林は
それを認めている。
「格の違い」で「序列化」が必要だ、という「保守」としての態度を
貫いているだけなのだ。

そういう意味では、我々良識ある国民としては、「個」として「公」の
あるべき姿
を見据えなければならない。
「マス(大衆)」になってしまっては、民主主義は腐敗するのだ。

緊急更新: 婚約内定記者会見で感じたこと

約1ヶ月半ぶりのブログ更新。
仕事に慣れてきて、毎日の生活のペースがつかめるようになった。
新聞記事のスクラップも、時期的に抜けてしまったところもあるが、
何とか時間を見つけて継続している。
記事を読み直して内容がまとまれば、継続的なブログ更新も再開したいと
思っている。
私自身も含めて、日本人は何かと憤りを忘れてしまいやすい性格なので、
後世に残すべき記事については、きちんと記録しておかねばならない。

さて、本日は、小室圭さんと秋篠宮眞子さまの婚約内定記者会見が行われた。
おめでとうございます。
しかし、手放しで喜んでいるわけにはいかない。
「ひょっとしたら、こういうことではないか」というある推測が、
的中していたことが明らかになったからだ。

本日の会見で、お二人が交際を始めたのは2012年、そして小室さんが
「将来、結婚しましょう」とプロポーズをしたのが2013年のことだった、
と語られていた。
この「年」が重要である。

現在の安倍内閣が誕生したのは、2012年12月のこと。
その前は、民主党の野田内閣だった。
そして、野田内閣では「女性宮家創設」のための論点整理が行われて
いたのだ。
つまり、お二人が交際を続けていたまさにその時、政府は「女性宮家創設」に
向けて、議論を重ねていたのだ。

それを承知の上で、翌年に小室さんがプロポーズをしたというのは、
何を意味するか。
小室さんは、宮家当主(眞子さま)の夫として、皇室に入る覚悟が出来ていた、
ということだ。

恐らく、長い皇室の歴史の中で、初の「民間出身の男性皇族」となることを
受け入れていたのだ。

婚約予定のニュースが報道されたとき、勘の良い人間は「こういうことでは
ないか」と推測していた。
今回の会見で、それがほぼ事実であると明らかになった。

テレビニュースの街角インタビューを見ていると、祝福ムードの中で
若い男性らが「自分には、こんな勇気はない」と口々にコメントしていた。
女性皇族と交際するというのは、そういった可能性を引き受けることだ、
と感づいていた人が、多数存在したということだろう。

こうした常識的な感覚を無視し、「女性宮家創設」を握りつぶしたのが
安倍晋三である。

その他、竹田恒泰八木秀次百地章櫻井よしこ大原康男小堀桂一郎
といった「男系固執派」も「女性宮家創設」には猛反対している。
この事実は、あらためて強調しておかねばならない。

安倍政権はいずれ倒れるだろうが、次に「女性宮家創設」に理解を示す
石破茂が首相になったとしても、来年夏のお二人の結婚にまでは
皇室典範改正は間に合わないだろう。
こうした遅きに失した事態が出来したことは、我々国民は申し訳ない
気持ちと共に、心に留めておかねばならない。

天皇陛下の退位特例法が制定され、皇位継承に関する議論が沈静化したため、
「男系固執派」はネットで好きなように「旧宮家男子復帰」を訴えている。
首相補佐の柴山昌彦は、ツイッター「皇室に入る意志のある旧宮家男子は
二桁存在する」
という未確認情報を勝手に吐いている。
このような無責任極まりない逆賊どもは、小室さんの高貴な決心を前にしても
同じ事を口に出せるのだろうか。

女性宮家創設」が実現しても、奴らには腹を切る覚悟すら持ち合わせて
いないだろう。

ブログ更新当面お休みのお知らせ

2週間、更新をお休みしていた。
理由は単純で、7月6日から会社勤めが始まったからだ。
これまでも更新ペースは決して速くはなかったが、無職で時間だけは
有り余っていたので、新聞や本を読んで文章をじっくり練り上げる余裕が
あった。
しかし、今は仕事を覚えて慣れていくことが最優先なので、読んだり書いたり
という作業になかなか時間を割けない。

このような私事に触れているのは、おかげさまでこのブログのアクセス数が
上昇してきたからである。
ただし、「はてなスターが欲しい」「SNSにシェアしてもらいたい」という
色気は持っていない。
要は、ネットという「公的空間」にブログという「店」を出している以上は、
開店休業状態になっている場合、その説明をきちんと記しておかなければ
ならない、と考えているのである。
いわゆる「断り書き」というやつだ。

これまで安倍政権をさんざん批判してきたが、支持率が下落してきたから
ブログを放置する、というのは無責任だと思う。
ましてや、このブログの目的は達した、などと達成感に浸るのは
僭越至極である。
曲がりなりにも、自分の意見をお天道様の下に晒しているのだから、
その始末をきちんと自分で付けておかなければならない。

昨日と今日の休日で、7月の新聞記事を切り抜いて整理することが出来た。
スクラップブックに貼るところにまでは到っていないし、じっくり読み込む
ことも出来ていない。
書きたいことはいろいろあるが、読んでいただける文章にまとめて推敲する
時間がない。

よって、仕事に慣れて、プライベートの時間を上手に有効活用できるように
なるまで、このブログの更新はお休みすることになる。
「読者」になっていただいた方もおられるので、この「断り書き」を
いち早く上げておかなければ、とずっと気がかりだった。
そういうことなので、悪しからずご了承下さい。